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「離婚したら年金はどうなるの?」
「年金分割って、どういう制度なの?」
離婚を考えているあなたにとって、離婚時の年金の問題は重要です。
この記事では、離婚時の年金分割の基礎知識をわかりやすく解説していきます。さらに、後半では財産分与で損しない持ち家の対策についても解説します。
離婚と年金分割:2種類の年金制度
年金には、大きく分けて2つの種類があります。
年金制度 | 説明 | 分割の対象になる? |
---|---|---|
国民年金 | 日本に住んでいる20歳から60歳未満の人が加入する年金 | 分割の対象外 |
厚生年金 | 会社員や公務員など、会社に勤めている人が加入する年金 | 分割の対象 |
夫婦の一方が専業主婦(夫)の場合、国民年金のみ加入しているケースが多いですが、厚生年金に加入している期間がある場合は、年金分割の対象になります。
年金分割制度とは?
夫婦が協力して得た財産には、将来受け取る年金も含まれます。年金分割制度とは、離婚時に夫婦で納めてきた厚生年金を分割する権利のことです。
年金分割の方法は2種類
分割方法 | 説明 | 注意点 |
---|---|---|
合意分割 | 夫婦の話し合いで、分割する割合を決める方法 | 分割割合は原則として2分の1まで。話し合いがまとまらない場合は、調停や審判で決めることもできます。 |
3号分割(標準的な分割) | 専業主婦(夫)期間中の厚生年金を分割する方法。分割割合は、原則として自動的に2分の1になります。 | 婚姻期間中に、会社員や公務員として働いていた期間がある場合にのみ選択できます。 |
- 年金分割は、原則として離婚後2年以内に手続きをする必要があります。
- 分割の対象となるのは、婚姻期間中の厚生年金のみです。
財産分与で損しない持ち家の対策とは?

離婚の準備は様々ありますが、
1番揉めやすいのは
「持ち家の財産分与」です。
財産分与には共有財産を夫婦で半分に分けるルールがありますが、家は半分に分けれない・金額が大きいので揉めやすいんです。
持ち家をどうするかは、主に3つの選択肢があります。
・夫が家に住み続ける
・妻が家に住み続ける
・家を売却する
約9割の方は売却を選択しますが、その理由を解説します。
夫が家に住み続ける
夫名義の家に夫が住み続ける場合は、家の評価額の半分を妻に現金で払う必要があります。
また、夫は住宅ローンも払い続ける必要があります。
夫は多額の現金を用意する必要がありますが、実際は支払えないケースが多いので家を売って現金を分ける方法が一般的です。
妻が家に住み続ける
夫名義の家に妻が住み続ける場合は、リスクが大きいです。
例えば、ローンが残っている場合は名義人が住んでいないと規約違反になるので、銀行から突然一括返済を迫られる可能性があります。
また、夫がローンの返済が滞ると家を競売にかけられて強制退去になる可能性があります。
子どもの学校区を変えたくないなどの理由で、このパターンを選択する方もいますが離婚後のリスクが大きいのでおすすめできません。
家を売却する
この方法がリスクが少なく、一番おすすめです。
ローンが残っている場合は、売却額がローン残高よりも多ければ問題ありません。

ローンを完済して、残ったお金を折半することができます。
売却額がローン残高よりも少ない場合は、自己資金で不足分を追加しないと家を売れません。
離婚後の新生活で貯金が多く持てるかは、家をローン残高よりも高く売却できるかが重要です。
そこでまずは、ローン残高を確認しましょう。
ローン残高は、返済予定表や銀行から送られてくる残高証明書で確認できます。
次に家の価値を確認しましょう。
ローン残高と家の価値がわかれば、家を売って利益を折半した方がお得なのか、どちらかが住み続ける方が良いのかを決めやすくなります。
例えば、
自宅の査定価格:3300万
住宅ローン残高:2700万
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家を売ってローンを完済すると500万が残るので、お互いに250万円を受け取れる
この場合は家を売った方が良いと判断できますよね。
ただし、家の価値を調べることを相手任せにしてしまうと騙されて大損するリスクがあります。

家を査定してみたら3300万だった!ローンの残りは2700万だし、あいつには2700万で売れると伝えて残りの500万は秘密にしよう…
こんな悪知恵をされると、受け取れるはずだった250万円も相手のものになってしまいます。
このように大損するリスクもあるので、
必ず自分で家の価値を調べましょう。
また、慰謝料や養育費などを決める際も家の価値がわからないと揉めやすくなるので要注意です。
持ち家がいくらなのか?
簡単に調べる方法
家の価値を正確に調べるには、不動産鑑定士に依頼する方法がありますが費用が数十万かかります…。
離婚時は何かと費用がかかるので、なるべく費用は抑えたいですよね。
そこで、「リビンマッチ」という無料査定サービスを使います。

「地域」「面積」「間取り」「築年数」などをチャットに入力するだけです。
※早ければ45秒ほどで終わります。
「よくわからない部分は、大体これくらいかな?」という感じでOKです。
家の名義が離婚相手でもバレずに調べられます。
・完全無料(査定額を調べるだけでもOK)
・約1,700社から最大6社の査定額が分かる
・査定額を比べて最高額が分かる
・2人に1人が300万以上高く売れている
ちなみに今は全国的に不動産価格が上昇中で、家を買ったときよりも高く売って利益が出ている方が多いので、あなたの家も高く売れるかもしれません。
家が高く売れれば、その分だけ離婚後の生活費を多く確保できます。
財産分与の取り決めを後から変えるのは難しいので、「あのときやっておけば…」と後悔しないためにも、まずは家の価値を早めに調べておいてください。
家の価値を知ることは、あなたが離婚で大損しないための第一歩です。
※売らなくてもOK
※相手にバレない