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「財産分与って何?具体的に何をするの?」
「財産のことなんて、話し合いがこじれそうで不安…」
離婚を考えているあなたにとって、財産分与の問題は重要です。
この記事では、財産分与の基礎知識をわかりやすく解説していきます。さらに、後半では財産分与で損しない持ち家の対策についても解説します。
財産分与の基本ルールをおさえよう!

財産分与は、夫婦で築き上げた共有財産を原則として半分に分ける手続きです。
ただし、以下の点がポイントになります。
- 婚姻期間:長期間の結婚生活では、財産の形成への貢献度が高いと判断される傾向があります。
- 年収差:収入の低い方が、財産分与で優遇されることがあります。
- 家事・育児への貢献:専業主婦/主夫の場合でも、家事や育児への貢献は財産形成に寄与していると認められます。
財産目録を作成して “見える化” しよう!

夫婦で協力して、財産目録を作成しましょう。
預貯金や不動産だけでなく、車や保険、負債なども含めてリストアップすることが大切です。
以下の表を参考に、漏れがないか確認しながら作成してみましょう。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
夫名義A銀行 | 120万 | 給与振込口座 |
夫名義B証券 | 350万 | 投資用口座 |
妻名義C銀行 | 80万 | 結婚前の貯蓄あり |
自宅 | 2800万 ※見込み |
ローン残債 1500万 |
夫名義の自家用車 | 100万 ※見込み |
ローン残債 50万 |
夫名義生命保険 | – | 受取人:妻 死亡時500万 |
妻名義学資保険 | – | 受取人:子供 |
夫の退職金 | 800万 ※見込み |
定年まで10年 |
ブランドバッグ | 30万 | 妻の趣味で購入 |
財産分与で損しない持ち家の対策とは?

離婚の準備は様々ありますが、
1番揉めやすいのは
「持ち家の財産分与」です。
財産分与には共有財産を夫婦で半分に分けるルールがありますが、家は半分に分けれない・金額が大きいので揉めやすいんです。
持ち家をどうするかは、主に3つの選択肢があります。
・夫が家に住み続ける
・妻が家に住み続ける
・家を売却する
約9割の方は売却を選択しますが、その理由を解説します。
夫が家に住み続ける
夫名義の家に夫が住み続ける場合は、家の評価額の半分を妻に現金で払う必要があります。
また、夫は住宅ローンも払い続ける必要があります。
夫は多額の現金を用意する必要がありますが、実際は支払えないケースが多いので家を売って現金を分ける方法が一般的です。
妻が家に住み続ける
夫名義の家に妻が住み続ける場合は、リスクが大きいです。
例えば、ローンが残っている場合は名義人が住んでいないと規約違反になるので、銀行から突然一括返済を迫られる可能性があります。
また、夫がローンの返済が滞ると家を競売にかけられて強制退去になる可能性があります。
子どもの学校区を変えたくないなどの理由で、このパターンを選択する方もいますが離婚後のリスクが大きいのでおすすめできません。
家を売却する
この方法がリスクが少なく、一番おすすめです。
ローンが残っている場合は、売却額がローン残高よりも多ければ問題ありません。

ローンを完済して、残ったお金を折半することができます。
売却額がローン残高よりも少ない場合は、自己資金で不足分を追加しないと家を売れません。
離婚後の新生活で貯金が多く確保するには、家をローン残高よりも高く売却できるかが重要です。
そこでまずは、ローン残高を確認しましょう。
ローン残高は、返済予定表や銀行から送られてくる残高証明書で確認できます。
次に家の価値を確認しましょう。
ローン残高と家の価値がわかれば、家を売って利益を折半した方がお得なのか、どちらかが住み続ける方が良いのかを決めやすくなります。
例えば、
自宅の査定価格:3300万
住宅ローン残高:2700万
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家を売ってローンを完済すると500万が残るので、お互いに250万円を受け取れる
この場合は家を売った方が良いと判断できますよね。
ただし、家の価値を調べることを相手任せにしてしまうと騙されて大損するリスクがあります。

家を査定してみたら3300万だった!ローンの残りは2700万だし、あいつには2700万で売れると伝えて残りの500万は秘密にしよう…
こんな悪知恵をされると、受け取れるはずだった250万円も相手のものになってしまいます。
このように大損するリスクもあるので、
必ず自分で家の価値を調べましょう。
また、慰謝料や養育費などを決める際も家の価値がわからないと揉めやすくなるので要注意です。
持ち家がいくらなのか?
簡単に調べる方法
家の価値を正確に調べるには、不動産鑑定士に依頼する方法がありますが費用が数十万かかります…。
離婚時は何かと費用がかかるので、なるべく費用は抑えたいですよね。
そこで、「イエウール」という国内No1の無料査定サービスを使います。
「地域」「面積」「間取り」「築年数」などをチャットに入力するだけです。
※早ければ45秒ほどで終わります。
「よくわからない部分は、大体これくらいかな?」という感じでOKです。
家の名義が離婚相手でもバレずに調べられます。
・完全無料(査定額を調べるだけでもOK)
・約2,300社から最大6社の査定額が分かる
・査定額を比べて最高額が分かる
・2人に1人が300万以上高く売れている
ちなみに今は全国的に不動産価格が上昇中で、家を買ったときよりも高く売って利益が出ている方が多いので、あなたの家も高く売れるかもしれません。
家が高く売れれば、その分だけ離婚後の貯金を多く確保できます。
財産分与の取り決めを後から変えるのは難しいので、「あのときやっておけば…」と後悔しないためにも、まずは家の価値を早めに調べておいてください。
家の価値を知ることは、あなたが離婚で大損しないための第一歩です。
※売らなくてもOK
※相手にバレない